2011年01月24日

Earthrise 2064 試聴機情報

一ノ瀬響の新譜、"Earthrise 2064"は、アマゾンなどのネットショップで購入できるほか、下記のタワーレコードさんで試聴ができます。
どうぞご利用ください。

タワー池袋
タワー渋谷
タワー横浜モアーズ
タワー名古屋パルコ
タワー梅田マルビル
タワー梅田Nu茶屋町
タワー難波
タワー京都
タワー福岡

また、下記のお店は看板展開になっております。

タワー新宿
タワー秋葉原




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2010年12月04日

"Earthrise 2064" release date

一ノ瀬響の新譜、発売日が決まりました。2011年1月19日です。アルバムタイトルは、"Earthrise 2064"、今回は、日本のレーベルPlopとマレーシアのレーベルmu-nestとの共同リリースとなります。すでにamazonでは予約も受け付けております。
よろしくお願いします!

http://www.amazon.co.jp/earthrise2064-Kyo-Ichinose/dp/B004EHJF42/















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2010年11月15日

美の巨人たち(デューラー)+”Lontano”

11月20日のテレビTOKYO「美の巨人たち」(テーマはデューラーの「野兎」)にて一ノ瀬響の楽曲をBGMとして使用したとの連絡をいただきました。アルバム「Lontano」より下記6曲(!)だそうです。

Engine#6
Lontano#1
Never:Always
8Hands
A Missed Story
Engine#5


TV番組のBGMとして自作が使われることは特別珍しいことではありませんが、ひとつの番組内でひとつのアルバムから集中的に、というのは滅多にないケースです。そもそも、選曲した方から直接連絡があるなんてことも珍しい・・。どんな感じになってるのかなあ・・。丁寧に楽曲に向きあってくれたサウンド・デザイン・キュービックの中島まさるさんに感謝いたします。

http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/02_lineup.html










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2010年11月09日

Mastering

こちらではすっかりご無沙汰してしまいました。
さてさて、ニューアルバムのマスタリングがようやく終了!
これからパッケージのデザインに入ります。

先日もお伝えしたとおり、発売は1月半ばの予定です。

写真はアメリカ人エンジニアのCorey Fullerさん(後ろ向きの写真しか撮れなかった。。涙)。
音楽家としての共感を込めて一緒にマスタリングに向き合ってくれました。
感謝!

さあ、あともう少しです。


IMG_0361.JPG


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2010年07月31日

"Love Celestial" text and commentary


先日初演された拙作"Love Celestial"について「歌詞の内容はどんなことなの?」という質問をいくつかいただきましたので、プログラムノートの代わりにテキストと簡単な曲目解説を書き記しておきます。

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"Love Celestial"(女声コーラスと笙のための)は、コーラスグループ"カントゥス"の委嘱により2010年5月から6月にかけて作曲された。テクストとして"The Complete Poems of Emily Dickinson / Edited by Thomas H Johnson"より3篇の詩を選び、使用した。曲は全部で5つの楽章に分かれている。うち、TとWは、それぞれ"Introduction"、"Intermission"として笙のソロとなっている。

ディッキンソンは1930年、マサチューセッツ生まれのアメリカの女流詩人で、彼女のもつ詩は現代人の迷いや悩みにダイレクトに響いてくる。女子聖歌隊であるカントゥスと彼女の詩を出会わせたらどうなるだろうか、という興味から曲を構想した。ほどなく、石川高の笙を加えるという編成上のアイディアがほんとに「どこか遠いところから」やってきた。低音のない女声コーラスにおなじく低い音の出せない笙を加えるのはセオリーに反するけれど、両者の倍音が絡み合う美しいイメージとともにやってきたそのアイディアを、僕は信用することにした。

詩の言葉と作曲の関係について少し語るならば、ここで目指した作曲の作業とは、詩の内容を追いかけその意味を補完することではなくて、詩の言葉を起爆剤にあたらしい今のわたしたちに有効な「何か」をつくることだった。U. は、世界への「宣言」で、古い聖歌のモード(旋法)を参照している。V. は、「なくした宝石」をめぐる長い時の経過をモードの持続とその転調によるダイナミズムに取り込む試み、そして、X. では、あえて詩を曲解して「使わないテクスト」を内側に孕みながら、ポリフォニーを編んでいった。"We shall find the Cube of the Rainbow. " 。"cube"には3乗するという意味もある。

以下、テキストを記す。

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"Love Celestial"

Poems by Emily Dickinson
U.
This is my letter to the world,
That never wrote to me ―
The simple news that Nature told ―
With tender majesty.
Her message is committed
To hands I cannot see ―
For love of her ― sweet countrymen ―
Judge tenderly ― of me!
V.
I held a jewel in my fingers ―
And went to sleep ―
The day was warm, and winds were prosy ―
I said, "Twill keep" ―
I woke - and chid my honest fingers,
The Gem was gone ―
And now, an Amethyst remembrance
Is all I own ―
X.
We shall find the Cube of the Rainbow.
[Of that, there is no doubt.
But the Arc of a Lover's conjecture
Eludes the finding out.]
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[Is it too late to touch you, Dear? ]
We this moment knew―
Love Marine and Love terrene―
Love celestial too ―

*[ ]で括った部分は敢えて曲中では使用していません。

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2009年07月20日

video channel

珍しく連投いきます!

過去のライブやアルバム楽曲のPVなどをみんなにご覧いただこうかと思いたちまして、YouTubeにチャンネルを作ってみました。

http://www.youtube.com/deareso/
(7月24日追記:アドレス間違えてました。修正しました。)

まだ試運転ですので、レイアウトの変更やらいろいろあるかと思いますが、少しずつ中身も増やしていきたいと思っていますので、時々覗いていただければうれしいです。どうぞよろしく。

例えば下記は、なつかしや"The Machineries of Joy"のPVの一部分です。




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2009年06月04日

Sound track of CHAOS;HEAD

以前ここでもお伝えした姉との作曲チーム"tOkyO"が担当したアニメサントラがVAPさんより発売になっています。

VPCG-84890l.jpg

http://www.vap-shop.jp/shop/ProductDetail.do?pid=VPCG-84890
http://www.amazon.co.jp/Sound-track-CHAOS-HEAD-animation/dp/B001TC9ABI

「聴きました!」という声をちらほらいただいています。
えー、特にアニメファンということでもないのに、作曲家への興味だけでこういうサントラを買ってくれる人がいるのは、ほんとありがたいことです。

"tOkyO"は、結成されて間もないユニットですが、音楽遺伝子的には最強のはずです。なので、こらから精進あるのみ!と思ってます。どうかひとつ、今後ともよしなに。


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2009年05月26日

琥珀の道

作曲したのは藤原道山さんのアルバム「YUME」のプロデュースをしたときなので、2002年の初夏(たぶん)。もうしっかりした記録が残っていないのだけれども、当初はメーカー側から「映画音楽集のようなアルバムはどうだろうか」という打診があって、僕のほうから、「それだけでは彼の魅力を伝えきることはできないから、いくつかオリジナル曲を交えよう」と提案した記憶がある。で、その中の一曲として、まず、何よりもそのメロディーが覚えやすく、それでいて飽きのこない曲をひとつ作りましょうという成りゆきになった。

メロディーが覚えやすく、飽きのこない曲。。

実は(もちろん、といったほうがいいかもしれない)そういう考えで曲を作る機会は少なかった。僕の作る音楽は基本的には輪郭線の曖昧なものだったし、そこでは「メロディー」は「音色」というカテゴリーのひとつ下に属するものだ。あるいは、「音色」のバリエーションのひとつとしてメロディーがある、ということもできる。例えば見る角度によってその色を変えるモルフォ蝶の羽根のように、不断に変化する「音色」の中に偶発的にメロディーは見いだされる(ように仕掛ける)ことが多かったのだ。

でも、「琥珀の道」は違った。テクスチャーを考えずに、メロディーという音楽の要素を抽出する、つまりは音色抜きでメロディーラインを考えるという、なんだかとても懐かしい(かどうかわからないけど)作業となった。そして、僕はこの簡単なメロディーの曲を、あまり苦しまずにすらすらと書いたのだった。

それから数年・・道山くんはこの曲をともかくたくさん演奏してくれたし、思いがけず、彼のファンの間でも愛唱歌のように親しまれるようになったようだ。多くのひとが気に入ってくれたその理由は彼の演奏にあるのだろうと思う。もし、他の作曲家が作ったという事実を伏せてしまって彼自身の作曲だと言ったとしても、きっと誰も疑わなかっただろう。それくらい、彼の演奏はメロディーラインに自然にふるまっていた。

さて、この曲の最新の録音は古武道のアルバム「風の都」で聴くことができる。「YUME」では木津姉妹の民謡ボーカル(茂理さんにはその後もお世話になってます!)までダビングした厚めのアレンジ(これは僕の手によるもの)でしたが、シンプルなトリオの演奏はまた違った味わいです。興味のあるかたは、ぜひ。

そんなわけで、僕はメロディーについて考えるとき、いつもこの曲のことを思い出すのだ。






posted by K.I at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自作紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月08日

夢の如・・二群の混声合唱とピアノ、アナログシンセサイザーのための(1997)

1997年秋作曲。神奈川県が20年ほど続けて行っていた合唱曲作曲コンクールを打ち切る際、これまでの活動を総括するようなフェスティバルを企画、過去の受賞者の中から3名を選んで新作を委嘱することになり、僕が作曲することになった。林光さんが僕を推薦してくれたのだ。

この曲は「日本の合唱曲」としてはかなり異質なもので、類似の書法を見いだすことはあまりないだろう。でも、ではここに用いられている作曲技法が全くのオリジナルのものかというとそんなことはまるでない。トーンクラスターの構成の仕方は一部リゲティからヒントを得ているし、ピッチをグラフのように記譜する方法は当時よく読んでいたマリー・シェーファーの著作からの間接的な影響だ。テクストは、万葉集から。たった一首の歌を引き延ばして、引き延ばして使っている。

「どうしてアナログシンセサイザーを用いたのか」とよく訊かれるのだけど、なんででしょうか。「音色が欲しかったから」としか答えようがない。アナログシンセもピアノも楽器ではないか。。ねえ。

初演をしてくれたのは県立多摩高等学校の合唱部とその指導者(当時)のI先生。I先生は素晴らしい方で、「合唱指導者」および「高校の音楽の先生」に対する僕の、それこそ紋切り型なネガティブ認識を壊してくれたことが今でも記憶に残っている。その後、僕の最初のアルバム「よろこびの機械」でもお世話になった。

写真は、当時の新聞記事。一ノ瀬響、24歳。。うーん。

(この曲を「作品紹介カテゴリー」の最初のエントリーにしたのはですね、とある合唱のブログでこの楽曲についてやりとりがされているのを偶然発見したから。情報提供の一助にはなるかと思うので、トラックババックしておきます。)



Imenogoto_newspaper.jpg


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